2012年度 第42期理事長所信
2012年度スローガン
第42期理事長 江 島 権 司
“BRUSH UP”~同志と共に可能性を磨く~
公益社団法人として、拡がる可能性
創立40 周年を経て、(社)各務原青年会議所は新たなステージに向かいます。
2012 年度はLOM としての公益社団法人元年となります。今まで以上にまちのために、市民のためにとういう意識を強く持って
オープンな事業、積極的な外部との連携を模索しながら、今後のLOM のベンチマークとなる一年を目指していきます。
また、基軸となる公益事業の確立にも挑んでいきます。近年、継続事業が増えた結果として、その弊害も現れてきているように感じています。継続されてきた事業は素晴らしい事業だからこそ地域に根差し、繰り返し開催されてきました。だからこそ次代に残してい
きたい、やりっ放しにはしたくない、そんな想いからスタートした事業移管の試みについて引き続きその可能性を模索していくと同時に、青年会議所の醍醐味である、時代に即した、この地域ならではの事業の確立に挑んで行きます。
40 周年に策定した我々の長期ビジョン「ひとの輝きはまちの輝き」を常に意識しながら、「明るい未来のために」という使命感と「失敗することは許されない」という緊張感を持って、今を捉えた公益事業の確立を成し遂げましょう。その先には市民や子供たちの笑顔
と、我々の資質向上があると確信します。
地域を牽引するリーダー、必要とされる「人財」となるため、自己の可能性を磨く
(社)各務原青年会議所は「ひとづくりはまちづくり」の基本理念のもと、まずは自己の研鑽に励み、共に高め合うことを主旨とし活動することで、地域に貢献出来るリーダーを輩出し続けてきました。そのひとづくり・リーダー開発は、創立翌年の1972 年にLIAを導入するところから始まります。LIA(Leadership in action:行動するリーダー)現在でもNEW LIA として日本青年会議所公認プログラムとして活用され続けています。
時代が変わり、社会が様変わりしても、求められるリーダーの本質は不変であると考えます。それは何かを成そうと強く想い、積極的な行動を起こし、想いを熱く語ることで周囲に伝播することが出来る人であり、その行動は明確な判断基準に基づき、一本の太い芯が通っている人だと考えます。そんな素養を持ち、リーダーたらんとする「人財」の周りにはその志に共感を覚えた同志が集まり、活気に満ち溢れています。
混迷を深める今だからこそ、原点に立ち返るべきだと考えます。周囲に求められる「人財」となり地域を牽引するリーダーとなるために、まずは足元に目をやり、今の自分を見つめ直すことから始めましょう。そして、自分の目指す処やあるべき姿を強く心に描くことで、成すべきことが明確になるはずです。目指す処、あるべき姿に近づきたい、到達したいという想いが強いほど、心が変わり、行動が変わり、ひとは大きく成長できると確信します。
郷土の魅力、人とコミュニティーの可能性を繋ぐ
「各務原ってどんなまちだろう」、数年来まちのたからの発掘を目指しまちづくり事業を推進してきました。また、まちに対する新たな議論を掘り起こし、市民意識の醸成を促すことでより地域に根差したJC 運動を発信するべく「市民討議会」を開催しました。いわゆる「ソーシャルデザイン」と呼ばれる概念に基づく運動です。「ソーシャルデザイン」とは、人と人、人と地域社会、地域と地域など、本来繋がっているべきものを繋ぎ直す作業を通して社会を作っていくことであり、そのためのランドマーク創りであると定義されます。
郷土の魅力を発掘して、新たな事業を通じて地域のランドマークとして創り上げる。そこには人々が集い、コミュニケーションの場となることで新たな出会いや交流を生み、人やコミュニティーの繋がりをより強固なものとします。
今回の大震災は期せずして地域コミュニティーの重要性を再認識させました。「遠くの親類より近くの他人」いざという時だけではなく、普段から気にし合える、利他の心溢れるコミュニティーは、我々の目指す「明るい豊かな社会」には欠かせない要素であると考えます。
明るい未来、子供たちの可能性を育む
近年、子供たちを取り巻く環境は劇的に変化しました。暗澹とした世相、子供を狙った卑劣な犯罪、IT の進歩、要因は様々ありますが結果として子供たちが人と人との繋がりを感じる機会が減少してしまったように思います。子供は外で元気に友達と遊ぶ中で、社会性や協調性、リーダーシップや友情の育み方を身につけていきます。これらは感受性の高い子供時代に触れておくべきものだと考えます。
また、子供たちの健やかで豊かな成長には幅広い年齢層、職業、価値観を持つ人たちと関わりを持つことも欠かせない要素であると考えます。自分なりに格好良いと感じた身近な人が、ヒーローになり、「成りたい自分」を確立していくのです。
人と人との繋がりを感じられる温かな環境の下で子供たちは多様な経験をし、その中で得た小さな成功体験が自信に変わり、「成りたい自分」に向かって突き進む行動力の源になる。そんな前向きで自主性溢れる心を育む循環を我々で創り上げていきましょう。そこから、夢や希望に満ちた子供たちが育っていくと確信します。
仲間との切磋琢磨、可能性は無限大
青年会議所の大きな特徴として、40 歳定年制があります。終わりが見えるから突っ走れる、追い込まれてもギリギリで踏ん張れる。そんな先輩方の姿をたくさん見てきました。毎年、先頭に立ってJC 運動をリードしてきた先輩が去り、意欲溢れる新たな仲間が加わる。そんな新陳代謝を繰り返すことで新たな立場に置かれる刺激と、LOM を背負っていく責任感が連綿と受け継がれてきました。この承継は役職の有無や在籍年数に関わらず、メンバー全員で享受すべきものです。自分がLOM を支えているという気概と覚悟を持って、活力溢れる組織であり続けるために行動しましょう。
また、青年会議所最大の魅力は人との出会いだと思います。30 代になって、利害関係の無い新たな仲間と出会える機会は滅多に無いことではないでしょうか。そんな仲間たちと共に汗を流して活動し、価値観や意見をぶつけ合うことは、相手を慮ることの大切さや、自分の至らなさに気付く絶好の機会となります。そこには一人では成しえない大きな成長があるはずです。そんな、お互いを高め合える仲間を増やしていくことで、個人の成長、組織の活力を無限大に高めていきましょう。
結びに
(社)各務原青年会議所は多くの青年会議所と同じく大きな岐路に立たされています。公益法人制度改革等の社会的要求の高度化、一進一退を繰り返し、現状維持で踏みとどまる会員拡大、在籍期間の短期化をはじめとする会員構成の変化。どれも対応を誤れば組織としての在り方や存在意義に関わる大きな課題です。そして、多くの課題の根底には会員減少が影響を与えていると考えます。
2012 年度、我々は公益社団法人として新たな一歩を踏み出します。しかし、公益社団法人で在り続けるためには会員の減少は致命傷となりかねません。また、2012 年度末には十数名の卒業生が控えています。近年の会員拡大で積み上げてきたネットワークを礎に、新たな切り口を模索しながら結果を出すことが求められます。一人が一人を入会させれば、会員減少は起こらない「いちいち運動」をメンバー全員で実践し会員拡大を成功させましょう。
基本方針
- とことん関わろう
- 「失敗できない」事業実践の中で己を磨こう
- 凡事徹底を実践しよう
- 新しい事を1つ始めよう
- 会員拡大を成功させよう



