お問合せ先/各務原青年会議所事務局 TEL:058-383-3655 MAIL:kakamijc@lilac.ocn.ne.jp 受付時間:10時~16時 休業日:水曜・土曜・日曜・祝日

委員会の紹介2016年度

心のつながり確立委員会

副理事長  浅野 将伯
 明るい豊かな社会実現の為に先輩諸賢が運動を絶やすことなく展開し歩みを進めてきた当会は、設立より45年の節目を迎える。時代が如何に移ろうとも、時節を捉えた熱意溢れる運動は、地域社会に変化をもたらし多くの人々との関わりを創出してきた。このまちで安心して住み暮らすためには、先人より紡がれた歴史を顧み、人や地域性をより知ることで他者をより理解し心を通わすことができる一歩踏み込んだ関係性が必要である。
各務原から離れて住んでいた私は、帰郷してから困った時に頼みごとができる仲間が少なかった。しかし、自ら一歩踏み出し、青年会議所に入会し多くの団体や人に関わり地域の人とより濃い関係性を築いていったことで、相手の立場を自分の立場に置き換えて考え相手を思いやることができるようになり、自分の思いも伝えられるようになった。地域をより身近に感じる為には、同じ地域に住む人同士で繰り返し互いの言動や考え方を共有し、相手のことを思いやることができる関係を構築していくことが必要である。また、子供たちは、家庭や学校だけではなく、地域の大人とも触れ合う中で互いに助け合う心や他人を思いやる心を学んでいく。大人がまちを想い熱意を持って行動する姿を見せることで意識の向上を図り、この地域の人や子供たちを巻き込み、身近な人たちとつながっていく。そして、子供たちは地域の中で自分の存在価値を知ることでよりこの地域を思いやることができる。
我々一人ひとりが地域のリーダーとしての責任感と自覚を強く持ち、人や地域に対して情熱的に行動し相手を巻き込んでいくことで、相手を思いやる心を育み人や地域に強固なつながりを構築していこう。そして、これまで先輩諸賢から紡いできた歴史を次の世代に伝えていき豊かな心が溢れる人々がつながる社会を実現しよう。

心溢れる人材育成委員会

副理事長  今村 正人
 リーダーが偉大な業績を生み、功成り名遂げる姿には誰もが感銘を受ける。しかし、リーダーシップとは偉大な業績だけに必要とされるのではなく、社会を構成する私たち一人ひとりが持つべき資質である。私たちは自ら変革を起こし、より良き未来を創造できる地域社会の担い手である。率先して行動を起こし、多くの人を巻き込み運動を伝播できる地域のリーダーとなるべく挑戦を続けたい。
リーダーシップ論は世の中に数多溢れ、それを論じる本などは簡単に手に入る。しかし、人を動かす資質は成功体験と手痛い失敗を重ねる泥臭い経験から学ぶものではないだろうか。青年会議所は青年経済人の「道場」と形容される。共に叱咤激励しながら事業計画を精査し、他のメンバーを巻き込み行動し、検証し合うプロセスこそが、メンバー一人ひとりの成長を促し、良きリーダーとなるための下地をつくる。決して日和見主義になることなく、それぞれが与えられた役割と誠実に向き合い自身の判断と行動を研ぎ澄ますチャンスにしよう。そんな修練の先に、多くの人を巻き込み、より良き地域社会を創造するリーダー像があるはずである。まずは委員会、そしてLOMの他のメンバーを、自身の想いと行動で巻き込もう。そして、私たちの運動は広く地域社会を巻き込む事でより効果のあるものになる。臆せず積極的に地域を巻き込み、事業を創り上げていこう。
私たちは変革を起こしより良き地域社会を創る担い手として、一人ひとりが主体的に行動すべき事を今一度認識しよう。私たちが起こす小さな変革も、巻き込む人の数や意欲次第で大きな変革へと結びつける事が可能なのである。青年会議所活動を通じてリーダーとしての資質を身に着け、地域に必要とされる存在となるべく、共に運動に邁進しよう。

地区連携支援委員会

副理事長  下工垣 英志
 1971年の設立以来、各務原青年会議所は地域において必要とされる団体を目指し力強く運動を展開し続けている。そして、45周年を迎える本年、東海地区協議会の担いを受ける当会議所は、新たなステージへの一歩を踏み出した。地域に根差し時代に即した運動の展開と東海地区協議会事務局の担いを支援するためには、共通の目的に向かい一体となって突き進むことのできる強固な組織を作り上げることが必要とされている。
強い組織とは「全ての者が共通の目的に向かっている」ことにあるのではないだろうか。私は青年会議所で多くの人とのつながりの中で事業を作り上げる機会をいただいた。事業の計画から実施の過程では、メンバー一人ひとりの意見に相違もあったが、皆が事業を成功に導こうとする姿勢が揺らぐことはなかった。その姿勢の先には常に共通の目的があり、皆が同じ方向を見ることが出来ていたからだと考える。この様な環境に身を置けたことは、結果として自らの成長へとつながった。まずは、東海地区協議会事務局の担いについて我々が共通の認識をもつために、地区協議会で活躍された先人の知識と経験を学び、メンバー一人ひとりの相互理解を深めることが必要となる。そして、各ブロック協議会と連携し82LOMのつながりを深めるための場を創出することで、対外に向けた意識が向上し組織の連携を深めることができる。また、青年会議所の魅力を多くの人々に発信するために、地域の課題や地域の人々と誠実に向き合いながら一人ひとりが行動を積み重ねることで、地域と各務原青年会議所をつなぐ会員拡大を推進していきたい。
我々にとって新たなステージとなる東海地区協議会での担いを成し遂げた先には、必ずメンバー一人ひとりにとって大きな成長が約束されている。この貴重な経験を各務原青年会議所の未来の糧とするために、共に向き合い大きな一歩を踏み出そう。

45周年特別委員会

実行委員長  松枝 秀晃
 大垣青年会議所の御尽力と、志高き先輩諸兄の熱い思いと共に、全国で475番目のLOMとして始まった各務原における青年会議所活動は、本年で45周年を迎える。この節目の年を、メンバー一人ひとりと共に、改めてその歴史を振り返る機会を作りながら、未来に向かって更に魅力的な団体を目指していける、そんな一年としていきたい。
45年という歴史は、言うまでもなく一年一年の積み重ねの結果であり、設立当初からその歴史が約束されていたわけではない。この先の未来に目を向けたときも、設立から半世紀という次の大きな区切りを迎えられることが当たり前のように思えるが、それも約束されたものではなく、メンバーによる確実な一歩一歩の積み重ねの先にしか実現できない。変化が激しく、先の読みづらい時代背景の中で、一人ひとりが未来に対して責任をもてる逞しい決断をしながら、新たな歴史の一ページを刻むためには、それぞれの成長が不可欠である。この周年をベテランメンバーにとっては、JC活動で積み上げてきた経験の集大成を発揮できる場としてもらい、若いメンバーには積極的に携わることで、大きな経験を積み上げ、自らも周囲からも成長できたと実感できるような一年としてもらいたい。45周年の合言葉は「未来へ」とし、確実な一歩を積み重ねながら、その視点は未来を見ることを忘れず、大きな足跡を残したい。
周年事業でしか味わうことのできない、一人ひとりのエネルギーが集約され、一体感の感じられるようなダイナミックな事業を実現させたい。その中で、感謝の気持ちを忘れず、お互いを巻き込みながら事業を進めていく事ができれば、LOMの未来もメンバー一人ひとりの未来も明確なものとなる。この一年が終わった時に、50周年が確実で、そして楽しみに待てるよう、メンバー一人ひとりの成長を伴った周年事業を目指していきたい。